ケイプラビジョンで働くスタッフが集まって座談会を開催しました。
入社10年のベテランスタッフから半年あまりのニューフェイスまで。
担う役割も様々なみなさんの本音と、これからの「ビジョン」をお聞きしました。
皆さんの仕事内容を教えてください
CL、NL、INTEGREXの3種類の機械と、今月からQTCというMazak製の新しい機械を扱って、旋盤加工をしています。主に棒状の材料から削っていって、パイプ状のものから複雑な形状のもの、細かい穴が空いていたり、長い材料からどうすればうまく削れるか工夫をしながら、図面通りのものを削り出すような加工をしています。
平松
私は「マシニングセンタ」をメインに、加工をしたりデータを作ったり、自動旋盤の加工も担当しています。また、マシニングは材料を切らなければならないので、材料をカットする機械も担当しています。
渡辺
他の人が作った加工品の「バリ」を取ったり洗浄したりする仕上げ作業や、検品をしたり袋や箱に入れたりといった完成品を出荷するまでの一連の作業をしています。
岡野
顕微鏡や3次元測定器といった検査用の機械も使ってくれていて、出来上がった製品に不備があればNGを出す係が彼女です(笑)
社長
旋盤もできたりするので他の人のフォローをしたり、相談にのったりと、頼もしい役割をしてくれています。
旋盤を平松さんから指導をしていただきながら、9:00~15:00のパートで働いています。旋盤作業の準備を一緒にしてもらいながら教えていただいて、作業に取り掛かったら基本的には任せてもらっています。
佐々木
それぞれは担当は違いますが、作っているものの精度が出ない時に、岡野さんに測ってもらいながら直していったり、平松さんが作ったものが、次の工程で僕のところでマシニング加工をして、岡野さんのところで検査してもらうといった流れで協力しながら一つの製品を作っていくということもあります。
渡辺
ケイプラビジョン入社のきっかけと入社して思ったこと
きっかけというのではないのですが(笑)ハローワークからの紹介です。高校の新卒で入社しました。
平松
入社前、興味はあったの?
社長
正直、最初はよくわからなかったです(笑)
平松
(笑)
一同
入社してすぐの頃は、先輩に旋盤機械を中心に指導をしていただいていました。はじめは加工を流せれるものをメインでやっていましたが、だんだんと準備やデータの作成なども任せてもらえるようになりました。実際入社して、加工品の寸法をきっちり出していく時に注意することや、機械の面粗の綺麗さを出すためにどんな刃物を使うのが良いかなどを考えるうち、この仕事の奥深さを感じられるようになりました。
平松
平松さんは仕事中は作業を始めると、のめり込んで没頭している感じですね。ものを作ったりが好きなんだろうなと。
岡野
そうですね。ものを作ったりすることは好きですね。
平松
僕は今までいろいろな仕事をしてきました。機械加工業もありましたし、学校で勤務していたこともあります。そんな中で、もとからものづくりが好きだったこともあり、ここならやりたい仕事ができるんじゃないかと知り合いに紹介してもらってケイプラビジョンに入社しました。マシニングにはもともと興味があったのではじめはマシニングを担当させてもらいましたが、今ではマシニングだけではなく工場全体をみて、全員の動きがスムーズになるように考えながら調整などもしています。今ではとてもやりがいを感じながら仕事をしています。
渡辺
渡辺さんは真面目で慎重なタイプですね。
岡野
学校ってどんなことをしていたんですか。
佐々木
学校の支援員という立ち位置です。コンピューターの学校を出ていたので、幼稚園や学校にコンピューターを導入する時に、情報の先生として幼稚園にも指導に行かせてもらいました。
渡辺
ヘえ〜
一同
それは初耳。そういう分野には興味があったの?
社長
興味があったというか、支援員の一環で幼稚園にいくとなり、手伝いをしてほしいと言われて行った感じです。男の先生っておられないので、子どもたちにも喜んでもらえました。今、自分の子どもにもどういうふうに言えばわかってもらえるかなど、その時の経験が活きています。
渡辺
私が入社したのは、一番下の子供が小学一年生になり、上の子が中学生一年生になった時でした。それまでは、夜、スーパーの品出しなどの仕事をしていましたが、夜は家にいてほしいと家族に言われたので、土日祝お休みのパートを求人情報誌で探しました。その時は、女性二人が楽しそうに働いている写真が載っていたのを見て入社しました。実は募集はマシンオペレーターだったんですが(笑)
岡野
(笑)
一同
面接に来てみると「こういう機械を使うけど大丈夫?」と言われ、ちょっと圧倒されましたが、そういうのも好きだったので、頑張ってみようと入社しました。
岡野
もともと理系だったりしたの?
社長
そういうわけではないのですが、小さいころから「ラジカセ」などの機械を分解してみたりしていました。
岡野
そうだったんか〜。思いがけず機械を使うことになって困ることはなかった?
社長
最初は慣れなくて難しかったですが、みなさん親切に細かく教えてくださったので、楽しく仕事を続けられました。
岡野
岡野さんは細かいところまで気がついてくれて、しっかり見ていてくれる人だと思います。加工の仕上げ面などで、このほうが良いのではないかとアドバイスをいただいたりしています。
平松
加工中に迷うことなど、岡野さんに相談すると、気にしなくてもよいこととかダメなことなどを判断してくれたり、顕微鏡での計測をフォローしてもらえたり、とても助かっています。
渡辺
ひととおり岡野さんに聞いておけば安心!って感じだね。
社長
私は今上の子供が小学2年生ですが、前職が飲食店だったので、土日祝も出なくてはならず、家族の時間を持つことがむずかしかったんです。家庭と仕事のバランスを見直したくて1年間頑張っていたのですが、その間に転職先を探すために見た求人情報誌で、子供の保育園に近かったケイプラビジョンの求人を見て、すぐに応募しました。子供が未就学児で体調を崩すことも多く、また、学校・保育園の行事で急なお休みをいただくこともあるので、そこを面接時には一番に社長にお話して、それでも頑張ってみたいですということで入社させていただきました。前職とは全く違う業務形態だったので、言葉一つとっても初めて聞くことばかりで、質問ばかりしていましたが、みなさん親切に教えてくださって、働きやすい会社だと思いました。
佐々木
伸びしろがすごい人だと思います。だんだんできることが増えてきているので、これからも期待しています。
平松
明るくてハキハキしているので、いるだけで雰囲気が変わりますね。
岡野
わからないことはわからないと、ちゃんと聞いてくれるし、呑み込みも早いので助かっています。
社長
ケイプラビジョンのよいところ
困りごとをみんなで解決しようというスタイルがとてもいいと思います。仕事の上でもプライベートでも、相談しやすいです。
佐々木
お姉さん方も多いしね(笑)
社長
そうですね!
佐々木
昔からチームワークがいい。居心地はいいですね。
岡野
僕はこの春から一人暮らしを始めたんですが、一人暮らしの注意点とか教えてくれました。
平松
もやし料理のレシピとか(笑)
岡野
最初は節約するためにもやしばっかり食べてました(笑)
平松
前職は規模の大きな会社だったんですが、わからないことやトラブルなどを先輩に聞く時間をとってもらえなかったりしましたが、ケイプラビジョンでは、困りごとは直属の先輩じゃなくてもみんなで考えて解決できるのは、とても大きな強みだと思います。
渡辺
これから挑戦したいことはありますか?
新しい機械のQTCです。今までやってきた機械はだれかに教えてもらいながら使えましたが、これは僕が最初に使う機械なので、どうやったらちゃんと動かしていけるか考えながらやっています。今までと比べて工程数を大幅に減らしていけるので、うまく加工ができるよう挑戦しています。
平松
考えていることはたくさんあるのですが、まず自動化に取り組んでいきたいと思っています。夜間人がいなくても動かしていけるようにしていきたいと考えています。夜間人がいない時に機械を稼働させた時に、寸法・精度が変わってくるのですが、それを許容範囲に収められるようなデータの蓄積をすすめ、今後人がつかなくても良いような加工方法を確立し、誰か個人に負担が集中しないように、かつ、仕事を増やしていけるように考えていきたいと思っています。
渡辺
私は入社10年を迎えたのですが次の目標は15年まで頑張ることですかね(笑)
岡野
もっとずっと長くがんばって!(笑)
社長
また、機械が増えたり、自動化もされたりしていく中で、いかにスムーズに良いものを納られるか考えていきたいと思っています。
岡野
今は先輩の平松さんに教えてもらいながら仕事をしているので、担当のCLについては、一人できるようになることが一番の目標です。
佐々木
今後入社する人へのメッセージ
日頃、いろいろ話をしたりするけど、今日は初めて聞く話もあり、とっても良い話が聞けたと思います。最近はコロナ禍で、社員旅行や忘年会もできていないけど、機会があればまたそんな場も持ちたいと思っています。今日はありがとうございました。
社長